ご依頼の背景
「飛行機や高速バスなどで、トロンボーンを安全に持ち運びたい」というご相談をいただきました。
航空会社の預け荷物のサイズ規定が「三辺合計203cm」から「158cm以内」へ改定されたことに伴い、追加料金がかからない158cm以内のサイズに収める必要がありました。
さらに、「空港で貸し出される通い箱のように背負って運べる形にしたい」というご要望もいただいておりました。
完成した搬送ケース(全体)
トロンボーンの楽器ケースをそのまま収納し、安全に運搬するためのオーダーメイドの「プラダン製通い箱(搬送ケース)」を製作いたしました。
楽器ケースとの相性を考慮し、汚れが目立ちにくい黒色のプラダンを採用しています。
安全性を高めるこだわりの内装
規定の158cm以内に収めつつ、楽器を衝撃から守るため、ケース内側全面に緩衝材を配置しました。
緩衝材は全面にPEライト A-8を使用しました。これは比較的硬め(15倍発泡)なので、重い楽器を支えたり、ケース側への荷重を分散させる用途に強いです。また、内側に設置した2本のベルトで楽器ケースをしっかりと固定し、運搬時の安定性を確保しました。
持ち運びやすさを追求した外装
背負い用ベルトと荷物タグ用ベルト
お客様の「背負って運べるように」というご要望にお応えし、外側には背負うためのベルトを2本設置しました。
両側の持ち手
空港のスタッフの方々が扱いやすいよう、箱の両側にも持ち手を取り付けています。小さな荷物タグ用のベルトも装備し、利便性を高めました。
自立用の底鋲(縦置き)
ベル側(底面)には底鋲を取り付け、縦置きでしっかりと自立する設計となっております。
お客様からのご感想
納品後、お客様からは「イメージしていたよりもはるかにしっかりした仕上がりで感動した」という大変嬉しいお言葉をいただきました。
実際に高速バスや飛行機での移動にご使用いただき、楽器を安全に守ることができたとのこと。「今後も安心して移動できる」とご満足いただき、私共としても大変光栄に思っております。
上條紙工では、お客様のご要望に合わせてサイズや仕様を細かく調整できるオーダーメイドのプラダンケースを製作しております。大切な楽器や機材の運搬でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
















